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マイクロCTC検査とCT検査の違いとは?がん検査を選ぶポイントも徹底解説

がん検査を選ぶ際に「短時間で受けられる検査が知りたい」「定期的ながん検査で早期発見につなげたい」と考える方もいるでしょう。

事前準備が必要な検査も多いため、仕事や家事と両立できるのかも気になるところです。

手軽に受けられる検査手法が分かれば、定期受診によって正しくがんリスクに向き合えます。

本記事では、検査時間が短いマイクロCTC検査とCT検査をピックアップし、それぞれの違いを詳しく紹介します。

がん検査選びのポイントもあわせて解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

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マイクロCTC検査とCT検査を比較

まずは比較表から、それぞれの違いを確認していきましょう。

比較項目マイクロCTC検査CT検査
検査時間5分10〜15分
事前準備不要検査前2〜4時間の絶食
がん細胞を捕捉できる大きさ約1mm〜約1cm〜
被ばく線量(1検査)0ミリシーベルト5〜30ミリシーベルト
検査費用約18万円3〜4万円程度
がん検査の仕組み採血でCTC(血中循環がん細胞)の悪性度を直接捕捉全身の断面データから病変の大きさや位置を調査・造影剤を使用するケースもあり

がん検査に手軽さを求める方は、現実的にライフスタイルに組み込めるのかをイメージしてみてください。

所要時間とあわせて、がん細胞の捕捉感度や医療被ばくによる健康リスクを考えることも大切です。

どちらの検査を受けるべきか迷っている方は、各検査の特徴をチェックしながら最適ながん検査を選んでいきましょう。

マイクロCTC検査

マイクロCTC検査は、1回5分の採血で受けられる全身がん検査です。悪性度の高い間葉系がん細胞のみ捕捉するため、がんリスクを的確に把握できます。

検査にあたり事前準備は必要なく、医療被ばくもありません。

がん細胞を早期発見できる検査精度も魅力で、血中から栄養補給を始める約1mmの大きさ(ステージ1未満)から捕捉します。

特異度94.45%を誇り、検査結果から高い納得感が得られる点もポイントです。

※特異度:がんに罹患していない方が陰性になる正確性

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▼関連記事:マイクロCTC検査を受けるメリット・デメリットとは?がん検査を選ぶポイントも徹底解説!

CT検査

CT検査は人体断面データをコンピュータ処理し、病変部位や大きさなどを描出する精密検査です。がんの有無や転移、再発検査など、活用される場面は多岐に渡ります。

検査の正確性を上げるため、4時間ほどの絶食が必要です。造影剤を使用する場合は体が熱く感じるケースもありますが、病変や腫瘍の捕捉感度が上がります。

また、1検査あたりの放射線量は5〜30ミリシーベルトです。胎児が影響を受ける可能性があるため、妊娠している方は担当医に必ず相談しましょう。

▼関連記事:CT検査とは?検査の目的や流れからMRI検査との違いも詳しく解説!

マイクロCTC検査とCT検査の6つの違い

各検査の主な違いは次の6つです。

  1. 検査時間
  2. 事前準備
  3. 被ばく線量
  4. がん細胞の捕捉感度
  5. 検査費用
  6. 検査精度

次項より、それぞれの内容を確認していきましょう。

1.検査時間の違い

マイクロCTC検査CT検査
採血に要する5分程度で非常に短いです。撮影は10〜15分かかります。
現在主流のPET-CT検査を受ける場合は2〜3時間が目安です。

2.事前準備の違い

マイクロCTC検査CT検査
事前準備の必要はありません。画像診断の精度を高めるために、検査予定時刻の4時間前から絶食が必要です。検査時間にあわせ、朝食や昼食の絶食を求められるケースもあります。クリニックによって対応は異なるため、担当医の指示に従いましょう。

3.被ばく線量の違い

医療検査に伴う被ばく線量に規定は設けられていません。一方、環境省は年間線量の原則として、1年1ミリシーベルトという目安を掲載しています。

上記を踏まえ、それぞれの被ばく線量を確認していきましょう。

マイクロCTC検査CT検査
検査に伴う被ばくはありません。採血の際に注射の痛みがありますが、体に与える負担は極めて少ないです。1検査5〜30ミリシーベルトの医療被ばくがあります。胎児への影響が懸念されるため、妊娠している方、または妊娠の可能性がある方はCT検査を受けられない可能性があります。上記に当てはまる場合は、必ず担当医に相談しましょう。

4.がん細胞を捕捉できる大きさの違い

マイクロCTC検査CT検査
がん細胞が約1mmの段階から捕捉可能です。血中に漏れ出したステージⅠ未満のがん細胞も捕捉できます。がん細胞が約1cmの段階から捕捉可能です。

5.がん検査に伴う費用の違い

マイクロCTC検査CT検査
1検査の目安は約18万円です。検査手法ごとの目安は次のとおりです。

・CT検査(造影剤なし):約3万円
・CT検査(造影剤あり):約4万円
・PET-CT検査:約28万円

6.がんリスクを判断できる精度の違い

マイクロCTC検査CT検査
体内を循環するがん細胞を、細胞レベルで特定します。悪性度の高いがん細胞のみ捕捉する性質を持ち、細胞の個数まで検出可能です。特異度は94.45%と非常に高い数値を誇ります。一度に全身のがん検査がおこなえますが、血液のがんは捕捉できません。画像診断から、がんの疑いを検出します。細かな病変も検出でき、造影剤の使用で血管走行まで把握可能です。一方で、硬い骨や頭部の検査には不向きです。

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がん検査を選ぶポイントとは?

どちらの検査を受けるべきか悩んでいる方は、次のポイントを確認してみましょう。

  • がん細胞を早期発見できるか
  • がん検査は定期的に受けやすい内容か
  • がん検査に伴う医療被ばくはあるか
  • がん検査の結果に納得できるか

がんリスクを正確に把握して健康的な生活を手に入れるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

がん細胞を早期発見できるか

がんはステージⅠから進行速度が急激に加速します。

胃がんを例に挙げると、5年生存率は次のとおりです。

胃がんの5年生存率

  • ステージⅠの生存率:98.7%
  • ステージⅣの生存率:6.2%

早期発見が生存率を左右するポイントになるため、がん細胞の捕捉感度を重視して選びましょう。

がん検査は定期的に受けやすい内容か

内閣府が実施した世論調査によると、がん検診を受けない一番の理由は「受ける時間がないから」です。

がん検査を選ぶ際は、次の内容を満たしているのかを吟味してみてください。

がん検査を選ぶ際の基準

  • 所要時間は短いか
  • 事前準備に手間はかからないか

一度受けた検査で陽性結果が出ても、期間が経過すれば悪性化したがん細胞が生まれるケースは少なくありません。

定期的に受けやすい検査手法を選び、がんの早期発見につなげましょう。

がん検査に伴う医療被ばくはあるか

主ながん検査の放射線量は次のとおりです。

放射線量
マイクロCTC検査0ミリシーベルト
CT検査5〜30ミリシーベルト
PET検査2〜5ミリシーベルト

医療検査による被ばくと、原発から被る被爆に本質的な違いはありません。

医療被ばくは規定から外れますが、一般公衆の年間線量限度は1ミリシーベルト、職業人は1年で50ミリシーベルトかつ5年で100ミリシーベルトです。

発がんリスクの上昇や健康被害を避けるためにも、検査手法は慎重に選びましょう。

がん検査の結果に納得できるか

がん検査の納得度を高めるポイントに特異度があります。特異度とは、がんに罹患していない正確性を示す割合です。

上記を踏まえ、各検査の特異度を比較してみましょう。

マイクロCTC検査CTC検査
特異度(乳がん)94.45%83.35%(肺がん)

検査結果が陰性でも、体内に悪性度の高いがん細胞が潜んでいないとは限りません。

がん検査を選ぶ際は、ここまで紹介した4つの判断材料をぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

マイクロCTC検査とCT検査の違いについて紹介しました。がん検査選びに悩んでいる方には、1回5分の所要時間で受けられるマイクロCTC検査がおすすめです。

事前準備の必要もなく、細胞レベルで全身のがん検査がおこなえます。薬剤投与や医療被ばくもないため、身体的な負担も極めて少ないです。

がんの不安に正しく対処するためには、定期検査によるリスク把握が大切になります。

今後がん検査を検討されている方は、本記事をぜひ参考にしてみてください。

<参考文献>
がん情報サービス CT検査とは
国立がん研究センター
環境省 線量限度の適用
AIC画像検査センター
全国がんセンター協議会「5年生存率 2011年〜2013年全症例」
内閣府 がん対策に関する世論調査
環境省 線量限度の適用
日本肺癌協会

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