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膵臓がんステージ4の余命や生存率は?ステージ別の症状・原因・治療法を解説

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ステージ1で膵臓がんを発見できた方の約半数は5年後も生存していますが、ステージ4で発見された際の5年生存率は約1.5%と大きく低下します。

膵臓がんは早期発見早期治療が非常に重要ながんですが、初期症状が出にくく、見つかったときにはステージ4まで進行しているケースも多いです。

本記事では、膵臓がんステージ4の生存率や治療法、ステージ別の症状や膵臓がんの原因など、詳しく解説します

また、膵臓がんを含めた複数のがんの早期発見に役立つ検査方法もあわせて紹介します。

膵臓がんの詳細や効率的で負担が少ないがん検査について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

膵臓がんとは?

膵臓がんとは、主に膵管に発生した悪性腫瘍を指し、大部分は固形がんに分類されます。

遺伝的要因や生活習慣病、膵疾患が代表的な原因です。

ステージ別の症状や、ステージ4の生存率について触れる前に、膵臓がんの種類と主な原因を簡単に解説します。

膵臓がんの種類

上皮組織から発生する可能性が高い膵臓がんの大部分は、固形がんに分類されます。

発生部位により分けられるがんの種類は、次の3つです。

  • 固形がん:消化管や乳腺などの上皮細胞から発生
  • 肉腫:骨や筋肉などの非上皮細胞から発生
  • 血液がん:白血球やリンパ球などの造血器から発生

膵臓がんの多くは上皮組織である膵管に発生するため、固形がんに該当します。発生部位が特定できない場合は、原発不明がんと呼ばれます。

膵臓がんの原因

膵臓がんの代表的な原因は、次のとおりです。

  • 遺伝的要因
  • 糖尿病や肥満などの生活習慣病
  • 慢性膵炎や膵管内乳頭粘液性腫瘍などの膵疾患
  • 飲酒や喫煙

膵臓がんは、近親者に膵臓がん罹患者が多いほど発生リスクが高まります。

具体的には、親、兄弟姉妹、子に膵臓がん患者が1名いる場合では4.5倍、2名では6.4倍、3名以上では32倍、発症リスクが上昇します

ほかにも、膵臓がんを発症した方の近親者には胃がん、卵巣がん、大腸がん、乳がんなどを罹患している方が多いです。

また、生活習慣病や慢性膵炎も、膵臓がんの発症リスクを高めるため、改善や適切な治療が必要です。

飲酒と喫煙は、膵臓がんに限らずさまざまながんのリスクを増加させる要因となります。

膵臓がんのステージ別の症状

膵臓がんは初期症状が出にくいため、ステージ1では自覚症状がないケースが多いです。

ステージ2以降になると徐々に症状が出てくることがありますが、腹痛や腹部の張りなど日常的にも生じる異変である場合、がんによる症状だと気付けない方もいます

医療機関への受診が遅れないように、膵臓がんのステージごとの症状について詳しく解説します。

ステージ1の症状

ステージ1の膵臓がんは、周囲への広がりや転移がなく、腫瘍が発生部位に留まる状態で、自覚症状はほぼありません。

そのため、自発的に医療機関を受診して膵臓がんが発見されるケースは稀です。

定期的に健康診断を受けている場合、偶然膵臓がんが見つかる可能性はありますが、ステージ1の段階では腫瘍が小さく発見に至らないこともあります。

ステージ2の症状

ステージ2の膵臓がんは、腫瘍が大きくなったり、周りのリンパ節に転移したりする状態で、腹痛や背中の痛み、黄疸や体重減少、腹部の張りなどが生じる方がいます。

ただし、全員に出るとは限らず、ステージ2に進んでも自覚症状がない方もいます

膵臓がんは比較的早い段階から転移しやすく、発見が遅れるほど治療の選択肢が減り、身体への負担は大きくなるため、早めの受診が非常に重要です。

大したことない、そのうち回復するなどと自己判断せず、上記の症状が続く場合は検査を受けて、原因を調べたほうがよいでしょう。

ステージ3の症状

ステージ3の膵臓がんは、主要な血管に浸潤している状態で、腹痛や背中の痛み、黄疸、体重減少、腹部の張りなどの症状を自覚する方が増える傾向があります。

がんが広がり、周辺の臓器や神経への圧迫が増すと、強い痛みが出やすいです。また、胆管への圧迫が強まることで、胆汁の排出が阻害されると黄疸が生じます。

強い痛みや見た目の変化、原因不明の体重減少があらわれた場合は、すぐに医療機関を受診してください

ステージ4の症状

ステージ4の膵臓がんは、膵臓から離れた臓器にもがんが転移している状態で、多くの方が腹痛や背中の痛み、黄疸、体重減少、腹部の張りなどの症状を自覚します。

また、がんが転移した部位により、上記とは異なる症状が出るケースもあります。

たとえば、腹膜への転移は食欲不振や便秘、肺への転移は咳や痰、息切れ、胸痛などの症状が生じやすいです。

膵臓がんの進行具合や転移先は一人一人異なるため、あらわれる症状にも個人差があります。

本記事で触れた症状はあくまで一例のため、主な症状に当てはまらないから大丈夫と決めつけずに、不調が続く場合は必ず早急に医師の診察を受けましょう。

膵臓がんステージ4の余命や5年生存率

膵臓がんがステージ4で発見された場合の5年生存率は、約1.5%です。

ステージ4の膵臓がんは、遠隔転移を起こしているため効果的な治療法である手術ができず、完治は難しいとされています

膵臓がんステージ4の5年生存率や、完治する確率が低い理由について詳しく解説します。

5年生存率は約1.5%

ステージ4で膵臓がんが見つかった際の5年生存率は、約1.5%です。

ステージごとの生存率の比較表は、次のとおりです。

1年生存率2年生存率3年生存率4年生存率5年生存率
ステージ179.3%65.8%57.8%52.3%49.4%
ステージ268.0%43.9%31.3%24.7%20.8%
ステージ352.7%24.5%13.3%8.1%5.8%
ステージ422.4%7.1%3.3%2.0%1.5%

ステージの進行に伴い、生存率が著しく低下していることがわかります。

しかし、膵臓がんは発見時にステージ4まで進行していた割合が40%以上というデータがあります

国立がん研究センターが発表した、膵臓がんが発覚した際のステージ別割合は次のとおりです。

  • ステージ1:28.1%
  • ステージ2:10.1%
  • ステージ3:11.8%
  • ステージ4:43.0%

(※2023年)

膵臓がんの生存率を低下させないためには、早期発見と早期治療が欠かせません。

完治する確率が低い理由

膵臓がんは、次の理由で完治が難しいとされています。

  • がんが小さい段階から転移しやすい
  • 発見時に手術ができないケースが多い
  • 腹膜播種が起こりやすい
  • 膵臓の周辺に多くの血管がある

膵臓がんは、早い段階からリンパ節や肝臓に転移しやすい特徴があり、発見されたときには手術ができない状態まで進行していることがあります。

また、膵臓がんはがん細胞が腹腔内に散らばりながら転移する腹膜播種が起こることもあり、治療が困難になる可能性が高いです。

さらに、膵臓の周りには多くの血管があり、上腸間膜静脈や総肝動脈、腹腔動脈などの主要血管に浸潤すると、手術の効果が期待できません。

膵臓がんは、転移や腹膜播種が起こりやすいうえに、膵臓の周辺に主要血管が多いことから、発見時に手術できない症例が多く、完治する確率が低くなります。

膵臓がんステージ4の治療法

遠隔転移を起こしているステージ4の膵臓がんは、がん細胞の切除が困難で、外科手術の効果は期待できません。

そのため、主に選択される治療法は放射線治療、薬物療法、免疫療法です。

ステージ4膵臓がんの治療方針は一人一人異なり、上記の治療法を組み合わせたり、単独で採用したりと進め方はさまざまです

それぞれの特徴や目的について、詳しく解説します。

放射線治療

ステージ4の膵臓がんに対して放射線治療をおこなう主な目的は、痛みの緩和です。

ステージ2や3の膵臓がんには、がんの進行抑制を目的に放射線治療をおこなうことがあります。

一方、ステージ4では遠隔臓器や骨への転移による痛みを和らげることが主な目的です。

CT画像をもとに、がん細胞に集中するよう放射線を照射し、周辺臓器への線量は減らしますが、吐き気や嘔吐、食欲不振、皮膚の色素沈着、白血球の減少などの副作用が出る場合があります。

放射線治療の副作用は、治療から数か月後に生じることもあるため、定期的な受診が必須です。

薬物療法

手術ができないステージ4の膵臓がんには、がんの進行抑制や延命、症状の緩和を目的に薬物療法をおこなうことがあります。

がんの進行具合や患者の体力などを踏まえて、適切な薬剤の組み合わせが提案されます

初回の薬物療法が効かなくなりがんが進行したり、副作用により継続困難になったりした場合には、薬剤の変更が必要です。

薬物療法をおこなうと口内炎や脱毛、手足の痺れ、吐き気、下痢などの副作用に悩まされる方もいます。

近年では、薬物療法による副作用の予防薬も開発されているため、辛いときは我慢せず医師に相談するとよいでしょう。

減らせる負担は極力減らしながら、体調を考慮した無理のない治療を続けることが大切です。

免疫療法

免疫療法とは、がん細胞を排除する性質がある免疫の力を活性化させ、がん細胞への攻撃力を高める治療法です。

効果が証明されている免疫療法は保険診療で受けられますが、効果が証明されていない免疫療法は自由診療となります

免疫療法を提案された際は、効果が証明されているのか、どのような薬を使用するのか医師に確認しましょう。

2025年10月時点で、保険診療の対象となる免疫チェックポイント阻害薬は、国立がん研究センターの公式サイトに掲載されています。

免疫療法は、従来の化学療法に比べると副作用は少ないですが、ゼロではありません。

効果が証明された免疫療法でも、副作用が生じるタイミングや症状の予測がつかないデメリットがあるため、不測の事態にも対応できる医療機関かどうかの見極めも必要です。

膵臓がんの早期発見にマイクロCTC検査がおすすめ

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初期の自覚症状がほぼなく、発覚が遅れがちな膵臓がんの早期発見には、マイクロCTC検査が役立ちます。

1回5分、10㏄の採血から膵臓がんを含むさまざまながんのリスクを判定可能です。

がん細胞そのものを高精度で捕捉できるため、健康診断や人間ドックでも見落とされることのあるステージ1の膵臓がんが見つかる可能性もあります

マイクロCTC検査の特徴について、詳しく解説します。

マイクロCTC検査の仕組み

米国で開発された抗体を活用した検査手法の導入、国内検査センターの構築により、マイクロCTC検査は高品質で高精度の検査体制を確立しています。

マイクロCTC検査は、CSV抗体と呼ばれる偽陽性が少ない抗体を活用する検査手法を導入しているため、悪性度の高いがん細胞を高い精度で捕捉可能です。

採取した血液は適切に管理し、迅速に国内の検査センターへ送ることで、検体劣化により分析精度が低下する可能性を減らせます。

初期症状がほぼない膵臓がんは早期発見が難しいですが、がん細胞そのものを検出するマイクロCTC検査ならば、早い段階での発見に効果が期待できます。

検査は1回5分の採血のみ

マイクロCTC検査は1回5分の採血のみで、血液がんを除く全身のがんリスクを判定可能です。

血中に漏れ出たがん細胞を捕捉する検査で、触診や画像検査では見落とす可能性のある初期の小さながん検出にも役立ちます。

通常、全身のがんリスクを調べる場合、複数の検査を受ける必要があり、身体的にも時間的にも大きな負担がかかります

一方、マイクロCTC検査ならば負担の少ない検査が短時間で済むため、仕事や家事で忙しい方でも受けやすいです。

検査内容に抵抗があり、がん検診を避けてきた方でも、わずか10㏄の採血ならば安心して受けられるでしょう。

マイクロCTC検査は、がん検診に抵抗がある方や受ける時間がない方、複数のがんリスクをまとめて効率よく調べたい方にもおすすめの検査です。

料金・クリニック概要

マイクロCTC検査1回の料金は、198,000円(税込)です。

複数のがん検診を受ける場合、30万円前後の料金が発生する医療機関もあるため、コストの削減につながる可能性があります

検査は、全国各地にある180件を超える提携クリニックで受けられます。

検査時間が短く体への負担も少ないため、自宅の近くに提携クリニックが見つからないときは、外出先や出張先などでの受診も検討しやすいでしょう。

膵臓がんステージ4に関するよくある質問

最後に、ステージ4の膵臓がんに関するよくある質問に回答します。

膵臓がんが転移しやすい部位や膵臓がんを予防するコツを知りたい方、膵臓がんを発症しても元気に長生きできるのか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください

膵臓がんが転移しやすい場所は?

膵臓がんは、次のような部位に転移しやすいです。

  • 肝臓
  • リンパ節
  • 腹膜
  • 膵臓周辺の血管

膵臓がんは、小さくても転移しやすい特徴があり、血管やリンパ管からほかの臓器に広がりやすいです。

元気に長生きする方もいる?

ほかのがんに比べると膵臓がんの5年生存率は低いですが、早期治療により生存率が伸びる可能性はあります。

また、症状がほぼない初期の段階で発見できれば、仕事や趣味を続けながら治療が受けられるケースもあるため、早期発見、早期治療が非常に重要です。

2008年にがんと診断された方を対象にした調査によると、膵臓がんの10年生存率は全体で6.5%でした。

高い数値とはいえないものの、過去のデータよりも生存率は上昇したと報告されています。

膵臓がんは完治が難しいがんではありますが、早期発見により生活や体調を維持しながら治療を続け、生存率を伸ばせる可能性が高まります。

膵臓がんを予防するコツは?

近親者に膵臓がんや膵炎患者がいる方、胃がんや大腸がん、卵巣がん、肝がん、乳がん、肺がん患者がいる方は、膵臓がんの発症リスクが高いです。

そのため、遺伝カウンセリングや遺伝子検査を受けることを推奨します

また、次のような生活習慣の改善は、膵臓がんに限らずさまざまながんの予防につながります。

  • 禁煙する
  • お酒を控える
  • 食生活を見直す
  • 適度な運動を習慣化する
  • 適正体重を維持する

喫煙と飲酒は、さまざまながんの発症リスクを上昇させる要因です。少しずつ量を減らし、最終的に禁煙と節酒を目指すとよいでしょう。

食生活の見直しと運動の習慣化は、肥満や糖尿病の対策にもつながり、膵臓がんの予防に役立ちます。

具体的には、減塩する、野菜と果物を十分摂取する、身体を活発に動かし適正体重を保つことが効果的です。

体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))で求められるBMIが18.5~25.0が普通体重です。

女性はBMI21.0~24.9の方がとくに、がんによる死亡リスクが低いため、体重維持の目安にするとよいでしょう。

まとめ

ステージ1の膵臓がんで自覚できる症状はほぼありませんが、ステージが進むにつれて腹痛や背中の痛み、黄疸などの症状があらわれることがあります。

ステージ4の膵臓がんは遠隔転移があるため、上記の症状以外にも、転移先によりさまざまな症状が生じる場合があります。

たとえば、肺への転移では息切れや胸痛、腹膜への転移では食欲不振や便秘などの症状が出やすいです。

5年生存率は発見時のステージにより異なり、ステージ1では約49.4%、ステージ4では約1.5%と大きく変動します。

膵臓がんは早期発見が非常に重要ながんですが、自覚症状がまったくない状態で医療機関を受診する方は少ないでしょう。

がん検診を受診するきっかけがない方には、膵臓がんを含む複数のがんリスクをまとめて判定できるマイクロCTC検査をおすすめします。

がん細胞を高精度で捕捉できる検査で、通常のがん検診でも見落とす可能性のあるステージ1の膵臓がん発見にも役立ちます。

マイクロCTC検査を受けたい方は、公式サイトから近くの提携クリニックを検索し予約するとよいでしょう。

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。

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